シーリング(コーキング)とは
シーリングとコーキングと同じもので、樹脂製の素材で隙間を埋めることをいいます。気密性や防水性、防音、断熱を目的に施されるもので、外壁をはじめ、キッチンや浴槽といった水回り、サッシ、ベランダなど実に多くの場所に施工されているのです。例えば一軒家であれば、シーリング施工はトータル300m以上に及びます。
シーリングは、建材を固定するための接着剤の役割があります。また建材同士をシーリング材で繋ぐことで、緩衝材の役割も。地震や雨風といった自然環境から受けるダメージを減らし、建物の破損を防いでくれるのです。
一方、日当たりや強風の影響で劣化してしまうのが難点。条件にもよりますが、10年もすれば劣化が気になりはじめます。揺れの影響を受けやすい道路の近くや日当たりがいい場所、海沿いの建物の場合は、特に注意が必要です。
シーリングが痛むとシロアリ発生の原因になったり、断熱機能が衰えたり、雨漏りや住宅の劣化を進める原因になったりします。大切なご自宅で、長く快適に暮らすためにも定期的なメンテナンスが必要なのです。
お客様のご自宅に このような症状はありませんか?
- 建材の間に隙間がある
- 建材を繋ぐ樹脂がひび割れている
- 建材を繋ぐ樹脂が粉っぽくなっている
- 雨漏りがする
- 新築から10年、家のメンテナンスを行っていない
- 壁が腐敗している
- 家の老朽化が気になる
ご自宅にまつわるそんな症状は、シーリングの劣化が原因かもしれません。
シーリングの劣化は、雨漏りやシロアリ発生の原因になったり、断熱機能が衰えて住宅の快適性を落としたりする可能性があります。10年に1回を目安に、専門家に相談してメンテナンスを行いましょう。
作業内容
シーリングと一口に言っても、場所によって素材や方法は異なります。新築の場合は、新たに埋め込む作業がメインになりますが、リフォームの場合は、周囲の建材を傷めないよう、丁寧にもとあるシーリングを取り除く作業からはじめます。また、シーリングの素材もさまざま。外壁であれば、耐久性や耐候性のほか耐水性に優れたものを、お風呂やキッチンなど水回りであれば、防水性や防カビ性、耐熱性があるものを、それぞれに選ぶ必要があるのです。
DIYでもなんとかなる、という声もありますが、プロの職人が施工するものとは完成度が大きく異なります。素材選びをはじめ、滑らかで美しい仕上がりは、職人ならではといえるでしょう。
作業の流れ
FLOW02
外壁診断士を現地に派遣
外壁診断士が現地に伺い、1時間ほどかけて状況を確認、必要な修繕やメンテナンスをお伝えします。外壁診断士は、外壁の性能と課題に対処する専門的な知識を習得した技術者です。公正なアドバイスや提案が可能で、ご自宅の状態を分かりやすく解説します。
FLOW03
無料お見積り
ご自宅の状態を確認後、外壁診断士による診断結果をもとにお見積もりをご提出します。
ご不安・ご不明な点は、お気軽にご質問ください。
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ご契約
お見積りの金額やメンテナンス内容にご納得いただいたのち、ご契約となります。
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職人による作業
職人が現地にお伺いし、作業を行います。ご自宅にいらっしゃる日のほか、鍵をお預かりできれば留守中の作業も可能です。共働きで平日は自宅にいることが難しい方も、ご相談ください。
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お客さまの確認
仕上がりをお客さまご自身で確認いただきます。シーリング施工後に隙間や開きができていないか、粉が吹いていないかなどをチェックし、何か気になることがあればお伝えください。
料金
新築の場合
※規模によって変わりますが、おおよそ12~20万円程度になるケースが多いです
作業日数/1~2日
リフォームの場合
※ほか、足場とゴミ処分代が別途必要です。規模により異なるため、お見積り時にご提示いたします